洗濯機の解体新書

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自宅の洗濯機、東芝のAW-F60VPという5年ぐらい前の機種なんだが、これが最近カビ臭い。中に頭を突っ込んでも、生乾きになったデニムにしてもだ。少し前に洗濯機を買い換えた妹に嗅がせたら、「分解清掃以外には買い換えるしかない状態だと思う」と太鼓判を押されたので分解してみた。

ここから書いてあることは無保証で。業者が近くにあれば1万5千円ぐらいでやってくれると思うので、自分みたいに分解が趣味とか(iPodから車までバラスし)、お金がもったいないとか理由が無ければ特に分解するメリットは無いよ。汗だくになるし(^^ゞ

必要な工具は、プラスドライバーと10mmのソケットのみ。まあ、あと清掃用にピンセットとか用意しておくと良いけれど、カビや汚れを落とすのは水酸化ナトリウムが入っているものであれば何でも良し。パイプユニッシュもカビキラーもキッチン泡ハイターもどうせ一緒。単価の安いやつで。サンポール(塩酸)はだめ(笑)!

上面奥のパネルを外すには、背面最上部のビス2本を外し、はめ殺しのツメを割らないように外すだけ。洗濯機の上部を外すには少なくともリード線の束を自由にしてやらないとならないので、コネクタから外す。極性が分からなくなるとイヤなので、一応写真を。
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こちらも同様に。
コネクタを外すと上面パネルの自由度が一気に上がります。上面パネルの左側にリード線の束を固定しているフックが数カ所あって、これを外せばドラムを外せるぐらいのスキマが出来るので、今回はここまでしかばらさず。
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実は中央にあるコンパレータは、ボルト1本で止まっているだけ。ボルトを抜いた後、ドライバーか何かでボルトの穴の内側をひっかけて持ち上げればオッケー。
泡ハイターでほぼ綺麗になった後しか写真を撮らなかった...
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コンパレータを外すとドラムを固定している4本のボルトが見えるので、こいつを外す。Cリング等の面倒くさい固定方法を採用していない東芝偉い!
ちょっとサビやらで固くなっているかも知れないが、適当にドラムを数回回そうとすれば外せる。まあ、力業がイヤな人はCRCでもくわせておいてください。
ドラムの底の黒い金属板も外せるし、外すと驚くほど汚れがたまってます。
さらにドラム内側の糸くずをとるフィルタもビス2本で止まっているのでこれも分解可能。
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えー、いわゆる洗濯槽クリーナーってやつ(だまされるな、成分は泡ハイターと一緒だ!)もトライしたんですけど、底面はこれだけ汚れが残っているわけで。道理でクリーナーを使った後、洗濯物に水垢っぽい汚れが付くわけだ。
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こういう状態で十分ドラムは外せます。無駄なバラシをすると組み立てが面倒なので、左のキャスター付きゴミ箱に支えさせて作業してました(^^ゞ
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はい、キッチン泡ハイターの集中砲火で綺麗になったドラムの底面。
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作業途中に思ったんだが、ドラムをステンレスにしたところで底面がこんなに凹凸があるんじゃ全く意味ないじゃん。しかも、底面に向かってそれぞれの凹凸が開口しているから、上からどんなに水酸化ナトリウムを入れても、凹凸の奥には絶対に届かない仕組み。洗濯機という機械そのものはそれほど故障すると思えず、買い換え需要の多くはカビ臭さじゃないか? 穿った考えかも知れないが、わざとカビが発生しやすいようにして需要喚起に努めているんじゃないかと。底面のプラスティックの成型にしても、凹凸が出来ないようにするとか、防カビのプラスティックを使うとか素人でもいくらでも思いつくので、この需要喚起説にはかなり自信を持ったりおでした。