『方法序説』に至る道

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士郎正宗の『攻殻機動隊』を手にしたのは確か大学生の時で、この作品が影響を与えた作品に出会うたびに読み直すことになった。例えば映画『The Matrix』もその一つで、特にシリーズ一作目はセリフを覚えるぐらい繰り返し見たし、結果『攻殻』の影響を再認識することになった。

さて。
先日友人から『デカルトの密室』を勧められた。瀬名秀明は『パラサイト・イヴ』『BRAIN VALLEY』と読み進んで自分の中に一時期DNA祭りを引き起こした作家なので、『デカルトの密室』も勧められるままに読んだ。後書きにもあるように、この作品も『攻殻』の影響を受けているように見えると同時に、題名にもあるようにデカルトを読まないと分からないような気にさせられる。

「気にさせられる」というのは、この1年ほどに乱読したものがデカルトに繋がったような「気がした」というのが正しく、澤口 俊之の『幼児教育と脳』、Norbert Wienerの『サイバネティクス』、Tom Staffordの『Mind Hacks』、Stephen Bakerの『IBM 奇跡の"ワトソン"プロジェクト』と、思い返せば「乱読」していたようで、実は「脳」をテーマにした本ばかりを読んでいたことに気がついた。

というわけで、あとはDescartesの『方法序説』とGibsonの『ニューロマンサー』www、と。