ウォシュレット・アプリコットのグレードについて

LIFE

アプリコットの型番

サラッと古くなったウォシュレットを交換したと書いたが、ウォシュレットのグレードはちょっとややこしい。拙宅のウォシュレットはapricotというシリーズで、上から順に

  • F3W・F3AW (TCF4833)
  • F3・F3A (TCF4733)
  • F2・F2A (TCF4723)
  • F1・F1A (TCF4713)

となっている。括弧内の型番はカタログ掲載品のものでリテールモデルだと型番が違う(機能も一部削られている)が、以下カタログ掲載品の型番で説明する。機能比較表を見ると分かる通り、

  • F2以上は温風乾燥が付く
  • F3以上は便座・便ふたの開閉機能が付く
  • F3Wは瞬間暖房便座が付く

となっている。

1Fのウォシュレット

1Fは来客も使うので、一番上のグレード・TCK4833のピュアレスト用、かつ2019年発売なので、TCF4833AKRを2019年に68,762円で購入した。「???」となるのはここ。つまり、

  • AK:ピュアレストEX・QR・MR・CS597系
  • AM:右側面レバー・CS595系
  • AF:前面左レバー

で、最後のRやSは発売年度のコードなので、

  • R:2019年発売
  • S:2021年発売

となる。つまり、大まかにはウォシュレットアプリコットF3AWなんだけども、ピュアレスト用で2019年発売モデルなので、TCF4833AKR、となる。

2Fのウォシュレット

さて、2Fのウォシュレットだけれども、2019年に購入したTCF4833AKRの後継はTCF4833AKSとなる。ところが、これが高い…。11万円超えてる…。

ここで前述の型番の知識が物を言う。つまり、AK / AM / AFの”A”は便器を自動洗浄する機能の有無であって、K / M / Fはタンクの「流す」レバーの位置によって、レバーを電気的に駆動する「便器洗浄ユニット」が異なることを意味している。

実は1Fも2Fも新築時に「便器洗浄ユニット」がついているTCF4111Aが設置されていて、1FはTCF815Fに交換した後、TCF4833AKRにさらに交換しているのだけれど、この便器洗浄ユニットはそのまま継続して使えているのだった。そして、この便器洗浄ユニットと「リモコンの洗浄ボタンの有無」を除くと、ウォシュレット本体は実は「同じモノ」であって、わざわざ高いグレードを買う必要は無かったりする。

オート洗浄できるようにする

ということで、実際に2F用に購入したのは、TCF4733R、つまりアプリコットF3だけれど「自動洗浄機能が対応していないように見える2019年発売モデル」として、86,800円で済ました。とは言っても1Fの交換時より随分と高いんだよなぁ。まとめると以下の変遷を辿ったことに。

  • 1F:TCF4111A → TCF815F (2014年62,500円) → TCF4833AKR (2019年68,762円)
  • 2F:TCF4111A → TCF4733R (2022年86,800円)

2019年発売のウォシュレットからだと思うけれど、電装系や水の流路は左に寄せられるようになった。昔は便器洗浄ユニットへのケーブルは向かって右側に接続されていたが、現在は向かって左側になる。においをとる機能が付いているアプリコットとピュアレストは水の流路が向かって右側にも存在する。右側から水漏れするのは、においをとる機能で水道水の塩素を電気的に「濃縮」しているユニットが向かって右側にあるから、とのこと。

さて、左側面を見ると、外せるパネルがある。

ここ。これを外すと、TCF4733R、つまり自動洗浄機能が対応していないように見えるモデルでも、便器洗浄ユニットへのケーブルを接続する端子が存在している。取説には「オート便器洗浄機能用プラグ差し込み口」と書いてある。

リモコンも実は同じモノなので、上述のケーブルを接続した後、リモコンのカバーを外して隠れているスイッチを押すと、ちゃんと流れるし、自動洗浄も働く。

この3つのスイッチに対応しているのは、TCM2076という型番の部品なので、それを別途購入して取り付ければOK。送料無料で660円だった。

ということで、2万数千円安く、自動洗浄機能付きのグレードと同じ状態に出来たというお話でした。

追記:2022.08.12

届いた。

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