水着専用

今日は1km泳いだ。

自分が通うフィットネスにはどうやら文盲が多いらしい。

水着を脱いでから風呂に入るわけだけど、脱衣所には「水着専用」と書かれた小さな脱水機があって、特にお年を召した方達がタオルを放り込んで脱水する。「水着専用」以外にも「タオル等を脱水すると繊維が絡まって故障します」とも書いてあるんだけど、きっとあの年頃の方達は、戦後の混乱期で初等教育も満足に受けられなかったんだろうなと思うと、涙が出てきます(笑)。「そんなわけねーだろ」という突っ込みもあるかと思うのでもう1つ挙げると、そういう人たちは「タオルを浴槽に漬けないでください」というのも読めないらしいので、ほぼ100%文盲だと確信してます(笑)。

自分も聖人君子ではないので「やっちゃいけない」と書かれていることをやっちゃうこともあるからさ、自戒を込めて書くわけだけれど、例えば脱水機の件だけでなく、JR西日本の体質を批判する際とか、我が身をよく省みないといかんなぁと思うわけですよ。街でインタビューを受けた人が色々言っているでしょ。もちろん、まともな人、つまり常識を持っている人が多いと信じたいわけだけど、かの会社を批判する前に、自分の会社のやっていることとかよくよく考えてみた方が良いのかもよ。ま、JR西日本ってのはかなり人間的に腐った連中が多いみたいだけど、それを批判しているマスコミもゴミためみたいなものなので。全員がそうだとは言わないけど。

『バカの壁』にピーター・バラカンさんが「日本人は雑学のことを常識だと思ってませんか?」と言われて至極納得したという一節があって、常識というのは「人間なんだから分かるでしょ?」ってことだと。この連休中に相方の実家に帰省している時に奇しくもこういったことを考えることがあったのね。何かというと、相方の弟さんが、姉に、つまり相方なんだけれど、靴を買ってもらったけど、部活で遠征か何かに行ったときに数回しか履いていないそれを盗まれたらしいんですよ。そうしたら、義母が「盗む側じゃなくて良かったのよ」って言ったわけです。これと全く同じ事を自分も小学生の時に言われたことがあって、近所の母親は「教育家」だとか名乗っている1つ上の部活の先輩にサッカーボールを盗まれた時に、自分の母親も一言一句変わらないことを言ったのね。こういうモノの考え方が「常識」なのかなぁと。

とまれ、連休も終わってしまって、明日からはまた仕事ですよ。あ〜あ(笑)。

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