LinuxがMac OS Xよりも優れていること?

LinuxがMac OS Xよりも優れている10のこと – IT業界を生き抜く秘密10箇条 – ZDNet Japan。どっちのOSも、まあそれなりに詳しい自分に言わせると、この記事を書いたやつは何も分かってないな、と。釣りだという可能性はあえて無視して、突っ込もう。

利用可能なソフトウェアの数という項目は意味が無い。はっきり言おう。あるユーザにとって使いたいソフト、ただその1本が無いだけで、そのプラットフォームには存在価値は無い。「数」なんて全く意味が無い比較だ。Photoshopを使いたい人にとってLinuxは価値が無い。あるいはエロゲーをやりたい人にとって、Windows以外は価値が無い(笑

それから、ユーザーに対するやさしさ、という項目。

Mac OS Xの場合、多くのパワーユーザーがお仕着せのエクスペリエンスに我慢させられている。

笑っちゃうのは、

GNOMEやKDEを用いることで、Mac OS Xとよく似た、とてもユーザーにやさしいエクスペリエンスを実現することができる

で、最後のキーボードの効率性という項目で、この著者がMac素人であることが訳注で明かされるというオチがついているあたりがまた香ばしい(笑
おまえ、キーボードショートカットを知らないだけだろ。行頭・行末への移動や選択といった操作は、Mac OS Xの方が遙かに便利。Adobe製品の[Command]+[option]+[shift]+[s]とかはやり過ぎだと思うけど(笑

さらに笑うのは、マウスボタンのくだり。キーボードの効率性を謳うなら、マウスでのコピペなんて語らないでくれ。そんな操作、PCというものを使うようになって15年以上経つが、やったことないぞ(笑
しかも、Macでの右クリックの方法を知らないんじゃないかなぁ、この著者…。

Linuxの10年来のユーザだと言ってるけれど、ひょっとしてMacについては最近のユーザじゃないだろうか。第一、iBookを古いMacだと言っているあたりがひどい。自分はいまだに動くDuoを持ってますけど、何か?(笑

この著者、イースターエッグなんて全く知らないんだろうな…。
歴史を知らないと恥をかくよね、どの世界でも。やっぱり釣りか?

あとね。
これはLinuxに限らずOSS全般に言えることなんだけど、プログラムの成熟よりも新機能の追加にウェイトを置きすぎているキライがあるような気がしてる。確かに開発者の立場からすると、新機能の開発はバグ修正よりも楽しい作業だということは分かるけれど、特にUIに関しては一貫したポリシーの元に地道な改良を重ねないと、絶対に生産性の高いUIを実現することは出来ない。Linuxを愛する気持ちは分かるけれど、冷静にMac OS XのUIを分析する知見を持たないと、Windowsみたいに似非になっちゃうよ。

まあ、ゴミ箱がデフォルトで画面左に置いてある時点でGNOMEデスクトップはダメだなと思うけどね…。

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