etckeeperへの移行

etckeeperは便利なんだけど、etckeeperを利用していない環境から移行するのは少々骨が折れるので、ちょっとでも楽な方法を。etckeeper、yumdownloader (yum-utils)、patch等は適宜インストールのこと。

まずは旧サーバ上のhttpdの設定を移行する例で。旧サーバの/tmpあたりで、yumdownloaderを使ってオリジナルパッケージをダウンロードする。

# cd /tmp
# yumdownloader httpd
# mkdir wk; cd wk
# rpm2cpio ../httpd* | cpio -id
7735 blocks

で、旧サーバのhttpdの設定ファイルの変更を探す。

# rpm -V httpd
.......T.  c /etc/httpd/conf.d/autoindex.conf
S.5....T.  c /etc/httpd/conf.d/userdir.conf
S.5....T.  c /etc/httpd/conf.d/welcome.conf
S.5....T.  c /etc/httpd/conf/httpd.conf

パッチを作成する。recursiveにやっても良い。

# diff -u /tmp/wk/etc/httpd/conf/httpd.conf /etc/httpd/conf/httpd.conf > httpd.conf.patch

新サーバに作成したパッチを持って行き、適用する。

# cd /etc/httpd/conf/
# patch -u < httpd.conf.patch

etckeeperでコミットする。

# etckeeper commit 'Patching httpd.conf'
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