Tue. 2001.02.06

自宅のMacのHDが会社のMacのHDより遅いという話。同じG4/400(AGP)なんだけど、発売時期が自宅の方が1世代前。自宅のG4はAppleの真ん中のモデルとして出たもので、会社のG4は一番下のモデルとして発売されたもの。一見スペックの違いはHDの容量だけのように見えるんだけど、ベンチマークを取ってみると自宅の方が遅い。会社のはQuantumのFireBall PlusLM 10.2GBで、これは7200rpmのATA66、キャッシュ2MB、シークタイム8.5ms。自宅のはWestern DigitalのWD205BAで、これは7200rpmのATA66、キャッシュ2MB、シークタイム9.0ms。そっかぁ、シークタイムが遅いのかぁ。ATA100のHDに換装しようかなぁ。

rpm:revolution per minute。1分間あたりの回転数。他にエンジンの回転数などに用いられます。

ATA:AT Atachment。もとはWestern Digital社のIDE(Integrated Drive Electronics)というインターフェースで、それをANSIが規格化したのがATA。ここで使っているATA66やATA100というのは、正確にはUltra ATA/66、Ultra ATA/100のことで、これはQuantumとIntelが拡張したATAの規格。66なら66MB/s、100なら100MB/sの転送速度を持ちます。Ultra ATAはUltra DMAの同義語として用いられますが、DMAはDirect Memory Accessの略で、ホントはデータ転送方式の名称。

ANSI:American National Standards Institute。アメリカの規格標準化団体。日本のJIS。

シークタイム:ハードディスクの磁気ヘッドが読み込み・書き出し位置まで移動するのにかかる時間。短ければ短いほど良く、先日IBMが発表した15000rpmのHDでは、シークタイム3.4msを実現しています。ちなみにこれはサーバ用です。

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