RHEL5からInstallation Numberという仕組みが導入されました。
Installation Numberは入力が必須ということではありませんが、入力することでインストールの手間を多少省くことが可能です。
Installation Numberが無い場合には、インストーラで表示されるInstallation Numberの入力画面をスキップしてもRHEL5は利用できます。ただし、Xen関係のパッケージはVirtualizationというサブチャネルに属するので、インストール後にRHNにアクセスして、当該システムの名前をクリック後、”Alter Channel Subscriptions”をクリックしてサブチャネルを付加する必要があります。これをしないと、Xen関係のエラータを取得することが出来ません。
![](https://rio.st/wp-content/uploads/sites/4/2021/10/20070403_pic0.png)
Installation Numberを使うと、この作業が必要なくなります。
Installation Numberを見つけるには、まずRed Hatのトップページから”Support”をクリックします。
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次に”Customer Center”をクリックします。
この際、自動ログインしない場合もあるので、その場合にはRHNのアカウントとパスワードでログインします。
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Customer Centerでは保有しているサブスクリプションやシステムなどの概要が表示されます。次に”Subscriptions”をクリックします。
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Installation Numberを表示するには個別のサブスクリプションをクリックします。
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ここで下の方に”Installation Number”が表示されます。”Registration Number”とは別物なので、注意。
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現状、RHEL5のサブチャネルとしてはVirtualizationしかありませんが、今後、Cluster/ClusterStorageなどのサブチャネルも利用できるようになるので、Installation Numberを用いることでインストール作業がかなり省力化出来ると期待できます。