自宅撮影用に6,380円のバンクライトを買ってみた。でも「よく一緒に購入されている商品」に出てくるE26ソケットの電球型蛍光灯、あるいは電球型LEDを4本付けても写真はキレイに撮れないはず。
というのは、光源の性能としてよく掲載されている明るさや光色(昼光色とか昼白色)だけではなく、平均演色評価数(Ra)も重要な性能ファクターだから。要するに太陽光はRa100で演色評価に用いられる、例えば「肌色」のような特定の「色」を最も再現できるわけ。日経Linuxの連載でも紹介した色評価用蛍光灯ではRa99を実現しているのだけれど、こいつは20Wの直管型しか入手出来ない。国内で入手出来るE26ソケットの電球型蛍光灯は判で押したようにRa84、同じくE26ソケットの電球型LEDはRa70、ものによってはRaがそもそも記載されていないといった状態。
そこで「高演色 蛍光灯 E26」で探してみると、KGDirectでRa92の電球型スパイラルライトを売っているんだけど、4本で18,480円もする。アホか。次。Amazon.comで「5500K fluorescent」で探すとRa91とか93の蛍光灯が4本で$40ぐらいからあるんだけれど、日本への発送はアウト。となればB&Hか?ということで探すと、同様の製品がいくつか見つかる。うーん、個人輸入するか?と少し思案しながらさらに調べていたら、あるもんだねぇ、良いのが。
「ソラナ」というのがその名称。高演色タイプだとRa99を実現してる。しかも電球タイプがある!
別の会社のウェブページには1,980円と書かれているのだけれど、とりあえずお見積もりをお願いしてみた。これ、もし写真撮影で好成績だったら、とっととケンコーとかLPLあたりが代理店販売すべきですよ。気付いてないのかな?