RHEL 7.5 BetaのVDO (Virtual Data Optimizer)

RHEL 7.5のBetaにVDO (Virtual Data Optimizer)という重複排除の技術が含まれるので、ちょっと試してみた。手順は先のURLにある通りで

# vdo create --name=vdo1 --device=/dev/sdx  --vdoLogicalSize=20T
# mkfs.xfs -K /dev/sdx
# mount /dev/mapper/vdo1 /mnt/vdo1

とかすりゃ良い。消すときは

# umount /mnt/vdo1
# vdo remove -a

等、よしなに。

節約率一覧

  • 録画してエンコしたアニメ : 9%
  • 40GBのowncloud雑多なファイル : 6%
  • 10GBのIMAPディレクトリ : 60%
  • ウェブカメラの動体検知による17GBのJPEG 9万ファイル : 12%
  • RHEL 5/6/7のインストーラDVD ISO : 41%

おそらくKVMのゲストでRHELをいくつも動かすとか、複数ユーザで利用しているDockerのバックエンドとか(例:FROM : Ubuntu 17.04を各ユーザで使ってる)、そういうシナリオなら効果が大きいと思われ。

Betaから挙動が変わったのか否か分からないけれど、上記手順ではエラーが出ることを指摘いただいたので、正しい手順を追記(2018.07.10)

# vdo create --name=vdo1 --device=/dev/sda1  --vdoLogicalSize=20T
# mkfs.xfs -K /dev/mapper/vdo1
# mount /dev/mapper/vdo1 /mnt/vdo1
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