CaptyTV

買ってしまいました、CaptyTV。なんだかAppleのデジタルハブ構想に乗っかりまくりです(^_^; 録画したMPEG2を直接見てもらうのが良いのですけど、WinでもMacでも、公開されたばかりの英語版QuickTime6 Public PreviewをインストールしたMacでさえ、codecが無くて再生出来ないと言われてしまうので、後日、画質劣化の無いPhotoshopファイルか何かにしてご覧に入れる(cap1, cap2)として、セッティングは非常に簡単、3ステップ。電源アダプタつなぐ、アンテナケーブルつなぐ、USBつなぐ、以上。で、Mac OS X用の付属ソフトのプレビューリリースをダウンロードしてきてインストール。起動するとテレビが見られます。録画ボタンをクリックすると録画できます。65GBほどHDに空きがあるので、最高画質でも28時間(!)ぐらい録画できるみたいです。とても便利だぁ、これ。科学万能の時代って感じですね(笑)。
さて、購入しようとしている人が一番気になるのが、性能とか以下の問題点ですね。

  1. USB1.1での接続なので、データ転送速度は12Mbpsで頭打ちになるわけですが、その辺どうなのかというと、 MPEG2での最高レートは6Mbps、サウンドが384Kbpsなので、帯域は不足しないわけですが、うちの環境では一つ問題が確認できました。USBで接続したYAMAHAのYST-MS35Dというスピーカで音を再生していると、コマ落ちします。とりあえず内蔵スピーカでサウンドを再生すればオッケーですが、せっかくのスピーカ、きちんと鳴らすのであればPCIバスにUSBの拡張カードを追加するべきか…。
  2. 画質はPCのモニタで見るとテレビはそもそもインターレースなので粗が目立ちます。でも多分S-VHSより綺麗だと思います。後は良い電波を求めてケーブルテレビと契約するとかお好きなようにやってくださいといったところでしょう。
  3. 予約録画はiEPGに対応しているので、ON TV JAPANの番組表でクリックして、付属ソフトの設定画面で設定します。ただ、設定までの流れがちょっと操作が多いと思います。ヘルパーアプリに指定したら、あとはクリックするだけっていう流れにして欲しいなぁ。(この辺、キャプチャをあとで追加します)この予約録画機能のオプションとして”スリープから復帰する”というのがあって、省電力モードになっていても予約された時間が来たらMacをたたき起こすという設定なんですが、やってみたら出来ませんでした。うちのQSはATA RAIDカードが入っている関係でちゃんとスリープしないし、スリープしても復帰できなくなったりするので仕方が無いかと思いますが、参考までに。

デジタルハブ:オーディオや映像機器の多くがデジタル化し、そもそもデジタルのデータのハンドリングが得意なコンピュータを、その中心に据えようという考え方。

codec:コーデック。coder/decoderの略で、同じMPEG2といってもどのような順番でデータを格納したかとか、どのように圧縮したかとかが機器やソフトによってまちまちで、そういった処理を行うのがcodecと言われるプログラムの役割。pixelaがcodecを公開してくれると良いんだけど。

画質劣化の無いPhotoshopファイル:画質劣化がなくて圧縮できて誰でも閲覧可能というと、なかなか良いファイル形式が無いです。Mac OS Xでは”Preview”でPhotoshopのファイルが開けるので便利。正確にはQuickTimeのGraphic ImporterがPhotoshop形式に対応しているというべきですが。WinではFineViewというソフトでPhotoshopのファイルが開けます。Thanks M川氏。

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