行ってきました、りみちゃんのライブ。場所は南浦和のさいたま市文化センターだったんで、早めに出社して開演時間の7時に間に合うようにしまして、開演10分前ぐらいには到着。2000人収容の小さなホールで、彼女の歌を聴くにはこのぐらいが良いかもという感じ。席は1階の前から12列目で、まあまあ良い方でしょう。
今回は市民コーラス180人をバックに従えて5曲ぐらいと、あとは彼女の持ち歌をアコースティックギターや三線のみで聴かせたり、キーボード、パーカッションを加えた程度で聴かせるといった具合。曲目は『涙そうそう』、『童神』など代表的なものはほぼ全部。これはもう言うまでもなくかなり感動。相方は涙流してましたし、自分も泣くまいと必死(^^ゞ 特に『さとうきび畑』あたりは丁寧に歌うりみちゃんの気持ちがぐいぐい迫ってくると言えば良いのか、たまらないものがありました。『鳥よ』という歌だけ歌詞を覚えていなかったのがちと悔しい(^^ゞ
面白かったのは彼女のMCで、最初はちょっと硬かったんだけど歌ううちに徐々に乗ってきたのか、クレヨンしんちゃんやらコロ助の物真似で会場を爆笑させ、『安里屋ユンタ』では全員起立でかちゃーし(沖縄の踊りね)講座をやってから歌に合わせて踊るという、ちょっと沖縄を感じさせてくれる内容。
すごいと思ったのは、結構な曲数があったのにほぼノンストップで次から次へと歌ってMCでも全く息が上がっていないこと。マイクと口までの距離が結構あっても、全く問題なし。一度、マイク無しで聴いてみたい…。これこそ「歌うたい」だなぁと。
あ、私、『Jupiter』で有名になった平原綾香とか平井堅とか歌手だと思ってません。ブレスがうるさいのはイヤ。そりゃ私よりうまいですけど(笑)、あれで金とっちゃいかん。ちなみに今回のライブ、3,000円でした。倍でも安いと思います。
惜しかったのは『童神』がヤマトグチだったこと。やはりウチナーグチの方が柔らかくて良いと思う。『満天の星』(「まんてぃんぬふし」と読む)はもちろんウチナーグチだったので、これは大満足。
客層は子どもからお年寄りまで幅広くて、彼女の歌が本物であることをよく表しているとも感じたライブでした。