メディア・「性差神話」にすがる読売社説。「生物学上の性差は染色体構造と性器の形態の差に過ぎず」とあるけど、ちょっと突っ込み。例えば、左脳と右脳をつなぐ脳梁のサイズは一般的に女性の方が大きく、女性の方が「ながら」が得意なことはよく知られているわけだ。つまりね、染色体構造の違いは、外見以上に身体機能の内部にまで差異を作り出している可能性が高いと。だから「過ぎない」という書き方はどうかと。
読売新聞の社説もどうかと思うけど、現状の日本のジェンダーフリーは、ジェンダー(社会的性差)ではなくセックス(生物学的性差)までフリーにしちゃっている点が問題。セックスから来る根本的な社会的役割の適性を無視したら、非効率的な社会にしかならんと思うぞ。
ドモホルンリンクルが1滴1滴落ちてくるのをじっとみてるといったのは大阪だけれど、ああいった根気が必要な仕事は女性の方が向いていることは、その業界ではよく知られていることだし。