ディスクイメージが…

Parallels Desktop上のRHEL5を先日使っていてふと気付くと、Mac OS Xの残りディスク容量が妙に減少していることに気付いた。原因は…

Parallels DesktopではExpanding Diskといって、実際の使用量によってMac OS X上のディスクイメージのファイルが大きくなる。これは別にゲストOS側の使用量とは関係なく、例えばゲストOS側で100MBのファイルを作成して消去すると、ディスクイメージのサイズは100MB大きくなったままになる。RHEL5側でdfしてみると、せいぜい5GBしか使っていないのに、Mac OS X上のファイルは何と15GBになってる!

えーと何でだろうと記憶をたどってみると、先日Openoffice.orgからプレゼンテーションを印刷しようとした時に、ものごっついスワップが発生して印刷出来ずにOpenoffice.orgがゾンビになっちゃうという問題があったことを思い出した。そーか、スワップか…。

そこでどうしたかということだけれど、まずスワップや/tmpなどは別ディスクイメージにして、インストール直後の状態をコピーして(これをオリジナルとする)、大きくなってきたらオリジナルのファイルと入れ替えてしまう。それと、ユーザホームディレクトリも別のディレクトリにして、大きくなってきたらファイルを一度どこかに待避して、オリジナルにもう一度書き戻すと。

ディスクイメージは3つ。

  • main.hdd > /dev/hda > /
  • home.hdd > /dev/hdc > /home
  • swap.hdd > /dev/hdd > /dev/VolGroup00/LogVol[0-9]{2}

LVMは容量不足になった時にresize2fs出来るように。

  • /dev/VolGroup00/LogVol00 swap
  • /dev/VolGroup00/LogVol01 /tmp
  • /dev/VolGroup00/LogVol02 /var/run
  • /dev/VolGroup00/LogVol03 /var/log
  • /dev/VolGroup00/LogVol04 /var/tmp
  • /dev/VolGroup00/LogVol05 /var/cache
  • /dev/VolGroup00/LogVol06 /var/lock

インストール直後のswap.hddは31.8MBだったけれど、iozoneを走らせたら618.9MB。iozoneのテストファイルを/tmpに作らせたから、ディスクイメージファイルが大きくなったわけ。でも、これはゴミなのでオリジナルをアタッチしなおしてしまえば容量が削減出来ると。

タイトルとURLをコピーしました