「Macは天下の回りモノ」という言葉があるように(無い)、新しいMacBookを入手したら古いMacBookは誰かに譲るわけだけれど、USキーボードのものをかな入力(!)の人に渡すには、JISキーボードに変更しないとならないわけで。
Appleからの保証が効かなくなると思うので、以下は自己責任で。
今回の患者は、MacBook(Early 2006)。キーボード自体は特にモデルチェンジしていないので、入手出来るものは何でも良いだろうと。コネクタケーブルの色が違うものが存在するみたいですが、コネクタそのものの形状やピン数は一緒なので、まあ大丈夫でしょう。
キーボードの入手先は、秋葉原の湘南通商。みんな大好きラジオデパートの中ですよ。個人的には小学生高学年の頃から通い慣れたデパートだけれど、最近はめっきり足が遠ざかって(^_^;
行ってから無かったでは面倒なので、まずは電話で在庫を確認。値段は2,100円とのことで、Apple Storeにキーボード交換を頼んだ場合の20分の1か…。
ついでに、HDDをHGSTのHTS722012K9SA00にして、120GBで7200rpm、16MBキャッシュに変更。ただし、5400rpmの消費電力0.5Wに比べると倍の1.0Wになります。それと、元々1GBだったメモリを2GBにグレードアップ。
さて、手順。まず、バッテリーとHDDを外します。この部分は特に難しくないので、写真とかは割愛。
次に、外装のビスをほぼ全部外していきます。バッテリーの端子側は2本のみ。
バッテリーの長辺側のビスを計10本外します。全部外す必要は無いかもしれませんが、あとでキーボードトップを外すときにプラスチックの逃げが期待出来るので。
さらに5本。
バッテリー内側のビスはこれで12本になりますが、端子側のビスだけ長いものになっているので注意。
メモリースロット側のビス3本も外します。写真左のビスも外します。
このビスも長さが微妙に異なります。
メモリースロット側の最後の1本。
USBポート等のある側面のビス2本。この側面のビスは長さがバラバラなので注意が必要。
向かって左奥のビス2本。
向かって右奥のビス2本。
DVDドライブのある側面のビス2本。
側面のビスは2本ずつ組になってます。USBポート側2本、向かって左奥2本、向かって右奥2本、DVDドライブ側2本。
背面のビスは3本。これも長さが違います。
ここまでビスを外したら、キーボードトップが一気に外れそうなモノですが、そうはいかず。写真が撮れなかったので説明しにくいんですが、USBポート側からキーボードトップとケースの隙間に爪かプラスチックのへらを徐々に入れていくと、DVDドライブ側、つまりreturnキーのある短辺と、カーソルキーのある長辺のトラックパッドの右側だけ浮いてきません。ビスが無いのに浮かないということは、何らかのはめ殺しだろうということで、少し力任せに外したら理由が判明。プラスチック製のキャッチがついてます。
こちらも同じ。
キーボードのコネクタを壊さないように外せば、ご開帳。コネクタは特にロック等は無いので簡単に外せますが、周囲のパーツを傷つけないように注意。
あとは、ここまでの手順の反対でUSキーボードからJISキーボードに換装できます。