8/4にNTTのBフレッツから、auひかりに変更した。ダウンロードもだけど、アップロード速度が向上したので良しとしよう。サーバを自宅で運用している場合いくつか考慮しないとならないことがあるので、メモっておく。
まずIPアドレスがどうなるのかという点。結論を先に書くと「実質固定IP」状態。
auひかりはPPPoEではなくWide Etherのようなもので、(おそらく)dionのDHCPサーバがHGW(ホームゲートウェイ)のMACアドレスでグローバルIPを割り振っている。121.104.0.0 – 121.111.255.255を/24のサイズに区切っているようで、この範囲から割り振られているのだろうと推測出来るけれど、Static DHCPになっているか否かは不明。ネットで調べるとHGWの電源を1日オフにしてもIPアドレスが変わらなかったとのことなので、かなり長いリースタイムが設定されている模様。ONU直下に、HGWの代わりにPCでも接続して調べてみれば良いのだけれど。サーバを構築するのに、固定IPが保証されないのは困ったものだけど、まあ仕方が無い。
OB25に関する点。
これは制限をかけているのがSo-netなのかdionなのかわからん、というより、そもそもSo-netとの契約がなぜ必要なのか、未だに理解出来てない。固定IPの払い出しをしてもらっていないし。
本題に戻ると、Bフレッツの時に必要無かったrelay hostの設定が必要になったので、dion側で25/tcpへの接続をドロップしているんだろう。/etc/postfix/main.cf
に以下の行を追加して、
#-----------------------------------------------------------------------------
# SASL Auth configuration for so-net
#-----------------------------------------------------------------------------
smtp_sasl_auth_enable = yes
smtp_sasl_password_maps = hash:/etc/postfix/authinfo
smtp_sasl_security_options = noanonymous
smtp_sasl_mechanism_filter = login, plain
/etc/postfix/authinfo
ファイルの中身を以下のように作成して、適宜、chown / chcon、postmap /etc/postfix/authinfoすればおっけ。
[mail.so-net.ne.jp]:587 user@dk2.so-net.ne.jp:password