福島の檜枝岐と新潟の魚沼を繋ぐ国道352号の途中にある枝折峠に、天の川見たさに片道3時間半かけて行ってきた。
この国道352号、宇津野というポイントあたりからの11kmぐらい、対面通行が厳しい区間がずっと続く。
Googleストリートビューの車もすれ違いに難儀しているのがよく分かるw
もし行くのなら対向車に気を付けながらすれ違いポイントを意識して走らないとならないので、軽がオススメ。普通にオデッセイハイブリッドで行っちゃったけど、ジムカーナか?ってぐらいステアリング操作が忙しかった。
14時前に出発して、日の入りには余裕がある時間(この日の日の入りは魚沼で17:30ぐらい、標高が1,000メートルを超えてるのでもう少し遅かった)に着いたのだけれど、ほぼ雲も無く快晴。
しかし、ここから県境まででも43kmあるのか、とか。この先にある銀山平には、4歳だか5歳だかの頃に親に連れてこられたことがあるので地名は知ってる。
まさに「よおきたの〜」といった場所であるのは間違いがなく。
なお、関越道・小出ICからアクセスするのだけれど、IC周辺のコンビニを最後に食料を調達出来そうな店は見当たらなかったし峠にはトイレのみで自販機は無いので、そのつもりで行ってください。あと、トイレにも照明は無いのでスマホのライトか懐中電灯を携帯しないと用も足せない。
上がっていく途中で三脚を立ててる方を見かけたのでここが撮影ポイントだな、と、日の入りを撮影。
日の入りの頃には東の空に木星がもう見えていて、徐々に星空が広がっていく様子は圧巻。先日購入した双眼鏡を持って、駐車場に敷いたブルーシートに寝転がってしばらく星を眺めてたら、人工衛星がちょろちょろ見えるわ見えるわ…。月齢もよくて、細い三日月だったのだけれど、それもしばらくしたら山の陰に隠れてしまい、周囲は真っ暗に。
日の入りから1時間ほどすると、メガネをかけているとはいえ視力の落ちた自分でもはっきりと天の川が分かる状態に。写真に写り込んでる線は、流れ星ではなく人口衛星ですな。
天の川を撮影したこと無いので、トライ&エラーに随分と時間を取られたけれど、初めてにしてはまあまあ撮れたし、何と言っても真っ暗な中で満天の星空を満喫出来たので大満足だった。
とはいえ、EF17-40mm f4.0はもう退役かなぁ。周辺部の像の流れと収差がはっきり出てしまって天体撮影には厳しい。
帰りは赤城高原SAで人車共に給油。23時ぐらいだったのでトータル9時間ちょっとの小旅行でした。
追記:何で枝折峠にしたのかというと光害マップで探したのだった。