Sun. 2000.11.19

自宅にニューマシンを導入しました。今度は中古じゃなくて新品(笑)。VAIO C1VJ/BPです。そうTransmeta Crusoe5600の載った話題のやつ。ちいさ~い、かる~い、ので、まろはとりこになってしまいました(笑)。決め手は先日の『Linux Magazine』に出ていた、Xが動くという記事。1年以上前からノートPCが欲しかったんだけど、私の好きなMacOS搭載機は、PowerBookかiBookという選択肢しかなくて、まともなノートPCを待てど暮らせどAppleがリリースしないので、痺れをきらして買っちゃいました。CDケース2枚分のフットスペースに、バッテリー込み980グラムの重量、それでいてWindowsマシンという、まるで205T16のような作り(笑)。

で、買ってきて最初にやったのは、リカバリCD-ROMから起動してパーティションを切り直すこと(笑)。それからリカバリして、次にLinuxをインストールしたら、Linuxから起動できない(:_;) これから色々試してみます。

今日は同僚の奥井さんのくるまいぢり。ブレーキローターを塗ったり、ウインドウフィルムを貼ったりしようということで、10時に待ち合わせ。自宅で作業しようと思ってユニディに行ったら、耐熱塗料の赤が無い…。仕方がないのでオートバックスに向かったら、国道14号が未曾有の大渋滞。免許取ってからこんな渋滞は初めてのこと。ところがその渋滞をやっとこさ抜けてオートバックスに着くとやっぱり塗料が無い(:_;)。仕方なく、ツルオカさんのところに行く。で、エアツールやフロアジャッキ、耐熱塗料も借りて作業をしました。予定ではキャリパーカバーも塗るつもりだったけど、フロントのローターを銀色に塗っただけで終了。あの渋滞が無ければなぁ…。まあ、また次回やりましょう。

この作業後、奥井さんを途中まで誘導後、ツルオカさんのところで色々な話をしてから、久しぶりにメキスープを食べて帰宅。はぁ~、1日長かった。

Transmeta Crusoe:米・Transmeta社の開発したCPUで、x86完全互換を達成するのに、Code Morphingという、ハードウェアではなくソフトウェアで「真似をする」技術を使っている。低消費電力が特長。ちなみにCode Morphingを開発したのはLinuxの開発者であるLinus Torvalds。う~ん、やっぱ天才っているのね…

CPU:Central Processing Unit・中央演算装置。要はパソコンを含むコンピュータの脳味噌。IntelのPentium・Celeron、AMDのK6・Athron・Duron、IBM・MotorolaのPowerPC G3・G4などがパソコン用としては有名。これ以外にもDEC社のAlpha、Sun MicrosystemsのSPARCといったUNIX用CPUもあり。

G3:IBM/Motorolaの開発したCPUで、PowerPCシリーズの第3世代(3rd. Generation)にあたります。G3はAppleでの呼び名で、IBM/MotorolaではPowerPC 740/750という名前。

G4:IBM/Motorolaの開発したCPUで、PowerPCシリーズの第4世代(4th. Generation)にあたり、AppleのいうところのVelocity Engine(IBM/MotorolaはAlti Vecと呼んでいる)という、簡単に言っちゃうとMultimedia処理に最適化した処理が組み込まれてます。これはPentiumのMMXやそれを拡張したSSEなんかと一緒。G4はAppleでの呼び名でPowerPC 7400がIBM/Motorolaでの名前。

UNIX:パソコン用のOSとしてはWindowsが有名だけど、コンピュータの世界を牛耳っているのはホントはUNIXというOS。

x86:Intel社の8086に端を発する80×86系のCPUの総称。8086、80186、80286、i386、i486、Pentiumと連なる。

まろはとりこ:正しくは、「まろをとりこ」。まろをとりこにするのはプリンで、まろはおじゃるです。分かんない? 教育テレビの最近の番組は秘かに面白いよぉ(笑)。

X:X Window System。UNIXのウインドウシステム。コンピュータの画面上に「窓」を表示するのがウインドウシステム。

PowerBook:AppleのノートPC。歴史を作ってきた過去を持つけど、最近はシャキっとしないです。ノートPCの本質はポータブルであることなんだけど、現在のPowerBook G3では本体が3kgもあるので持ち歩く気になれない。パワーは認めるし、それが必要な局面もあるんでしょうけど、そもそもMacOSのインターフェースはマウスに依存しているので、ノートPCのOSとしては不向き。

iBook:AppleのPowerBook史上最悪の駄作なのに、最高のヒット作(笑)。そろそろ目を覚ませ、Apple(^_^;。実際、あの重さを嫌ってWindowsノートPCを買った人を数人知ってる。自分もとうとうその1人に加わった(笑)。かつてはDuoとか2400とかの名機もあるんですが…

フットスペース:パソコンを設置するのに必要な面積。

205T16:プジョーのGr.Bカーで、205というFF3ドアハッチバックに、1.8リッター直列4気筒+ターボで450ps・50kg-mをひねり出すエンジンをミッドシップし、1985/1986に圧倒的な勝利をおさめた、今や伝説のマシン。

Gr.B:グループB。かつてのWRCにあったカテゴリーで、生産台数200台でホモロゲーション(公認)が取得できたために、モンスターマシンが続出。Peugeot 205T16、LANCIA 037・delta S4、Ford RS200など。

WRC:World Rally Championship・世界ラリー選手権。FIA・世界自動車連盟の世界選手権は、このWRCとF-1の2つだけです。

リカバリCD-ROM:メーカ製のPCでは大抵付いてくる、工場出荷時の状態に戻せるCD-ROM。便利なようで実はとっても不便。

パーティション:HD・ハードディスクを論理的に分割した領域。物理的には1台でも、論理的に2台以上あるようにOSに認識させられる。

ブレーキローター:タイヤと一緒に回転している円盤を、パッドというあて板で制動するのがディスクブレーキ。パッドを押すのがキャリパー(正確にはポッド)。この円盤をブレーキローターといって、現在の車の多くはフロントブレーキにディスクブレーキを使ってます。

エアツール:圧縮空気で動作するドリルなどの工具一般。

フロアジャッキ:車を持ち上げるのがジャッキ。車に非常用に積まれているのはパンタジャッキといって、あくまで非常用。フロアジャッキは移動が簡単に出来るように車がついていて、大抵オレンジか赤に塗られてます。

メキスープ:多分、メキシカンスープの略。『ビリー・ザ・キッド』というステーキ屋さんで飲めます。私がよく行くのは金町店なんですが、東京・千葉に支店が数カ所あります。辛くて美味い。癖になります。