未完成なサービス

ヴァージンからiPodに挑戦状–重さ90gの音楽プレイヤー、5GBのHDD搭載というようなのがSONYをはじめ色々なベンダから出ているわけだが、どこも全然分かってない。VirginElectronicsの比較を見ても分かるけれども、製品そのものの比較をしているのは大きな勘違い。もちろんiPod自体のデザインの良さもさることながら、iPodは「サービス」であったり、「スタイル」であったり、そういうものとシームレスに結合していることこそが魅力なわけだ。ケースをはじめとするアクセサリ群で自分なりの「スタイル」でiPodを使うことが出来るし、iTunesで「管理することなく」iPodに曲が転送されること、iTunes Music Storeで曲が購入できることとかね。
そういう意味で、国内でiPodを使っていると非常に未完成なサービスだなぁと感じるわけだ。だってiTunes Music Storeが利用できないんだもの。古いCDはCDのままだと売れないけど、iTunes Music Storeに乗せれば売れるだろうし、古い体質の日本のレコード会社が意識改革しないとダメだろうなぁ。