FC3 on VirtualPC for Mac

Red Hat

VirtualPC for Macでマシンを仮想マシンを作ってFedora Core 3をインストールすると、ネットワークが使えないのでその対策。VirtualPCはDECのtulipとして認識されるんだけど、FC3がうまくロード出来ないみたい。かつ、再起動後、FC3がカーネルをロードした瞬間にお亡くなりになるので、その対策。

Fedora CoreのインストールCDをキャプチャした状態で起動して、bootプロンプトでlinux text noprobeにする。グラフィカルインストーラでインストールしたければ、仮想マシンのVRAMを8MBにしないとダメっぽい。

DevicesのダイアログでAdd Deviceを選択。

Select Device Driver to Loadのダイアログで、DE4x5を選択。

インストールが終わったら、今度はrescuecdのイメージをキャプチャして再起動。

インストールと同様、bootプロンプトでlinux rescue noprobeにして、DE4x5をロードする。起動したら、chroot /mnt/sysimage/しておく。

ncftpか何かでFC3の最新のi586用カーネルを持ってくる。

$ ncftpget ftp://ftp.kddilabs.jp/02/Linux/packages/fedora/core/updates/3/i386/kernel-2.6.9-1.681_FC3.i586.rpm

VirtualPC for Macintoshはmmx pentiumをエミュレートしているので、i686カーネルだと落ちる模様。ファイルを持ってこられたら、インストール。

rpm -i --force kernel-2.6.9-1.681_FC3.i586.rpm

/dev/shmが無くてstatが失敗したとかってエラーが出るけど、無視。結構時間かかります。インストールしたままだと”Losing too many ticks!”というメッセージが出まくりなので、/etc/grub.confにclock=pmtmrをkernel行に追加する。Time Sourceがカーネル2.6.5から変わったのが原因?

カーネルを入れ替えたせいか、/etc/modprobe.confが書き換えられちゃうので、alias eth0 tulipとなっているコメントアウトし、以下の行を追加。

alias eth0 de4x5

これでめでたく使えるようになる(はず)。bogomipsは1005.56なのでまあまあ使えます。いらないサービスとか殺しまくりましょう(^^ゞ

smartdがこけるので、

chkconfig --level 2345 smartd off

とか。VirtualPCのハードディスクは

hdparm -i /dev/hda

すると、DMA modeはmdma2にフラグが立っている状態。i686カーネルが動けばもうちょっとましになるかと。