Chicago & Boston Day 3

Red Hat

今日21日はBostonへの移動日。後で分かることだけれど、この日は大変な1日だった…。

単にジェットラグで体内時計が狂っているだけだと思うけれど、早くに目が覚めてしまい6時に朝食。

フライトは1202PMなので、かなり余裕。部屋のテレビでチェックアウトして、10時頃にはターミナル2へ移動。出発便の時刻を確認したところ1時間遅れ。まあ仕方がないと思いつつ、Safety Checkを通り搭乗ゲートB18の待ち合いへ。iPadで子供たちに映画を見せたりしながら時間をつぶしていると、元々のGatingが始まる時刻になり、ふと画面を見ると次の出発便はBoston行きじゃない! 慌ててボードで確認すると、ゲートがC6に変更になってる! 1時間遅れてるから大丈夫だろうと思ってConcourse Cに移動したところ、30分遅れということになってるあたりが、日本の航空会社がやらない時間変更だなぁ…。だって1時間遅れと一度表示したら、それより早く出来そうな時でも、1時間遅れを当てにして準備している乗客が間に合わない可能性があるんだから、それより早く出発にはしないと思うんだが。

Bostonまで乗る機体は非常に小さい。

荷物の積み降ろしなど眺めながら時間をつぶし、トイレに行って戻ってきたところ、相方が外人の兄ちゃんと日本語で話している。聞けば2ヶ月ほど日本の金沢に交換留学生でいたことがあり、かつ滞在の前に2年ほど日本語を勉強していたとのこと。いろいろ話に夢中になっていると、ふと相方が「あれ、乗る飛行機が動き出してない?」…。そう、自分たちの荷物だけ載せて、飛行機はBostonに向かって離陸しちゃいました…。このとき、慌てる親を見て息子は「飛行機、ばっちーん、ばっちーん!」と泣きながら止めようとしてくれたのだけれど、それも及ばず。この後息子は「ばっちーん」にパワーを使い果たしたのか、ひたすら寝てた…。でも、雰囲気と言葉を理解して、飛んでいく飛行機を「ばっちーん」してくれて、親としては涙が出るほど嬉しかったよ。

これも日本の航空会社じゃあり得ないなぁ、チェックインしている客がゲートインしてないのに飛んじゃうって…。自己責任の国だということを改めて認識…。って、空席があるんだからおかしいなと思わないのかなぁ。

さて、飛んじゃったものは仕方がない。次の便にスイッチするかと思ってカウンタで手続きをすると、次は0400PMの便。ところが手続きの際に、嫌な一言。Standbyリストには載ったけど、この便は飛ぶかどうか分からないとのこと。B12が搭乗ゲートとなっているので、また移動して待つ。そして、買い物に行った姪と相方が戻ってきて、Cancelledって表示されていると…。またカウントに行って確認すると、Cancellされたから、0505PMのStandbyリストに載ってるとのこと。搭乗ゲートはB10なので、ちょっと移動して待っているとリストが表示されるようになり、なんとか乗れそうな順番。

ところが、悪いことは重なるもので、0505PMの便が40分遅れ。そうするとチェックインに間に合う人が続出するもんだから、40分遅れが決まった後、消えていたリストの表示が再開すると、明らかに乗れない順番になっていることが判明…。

今日何度目か分からないカウンタで確認すると、0637PMの便は既に満席。そりゃそうだろうなぁ、1便キャンセルしてるんだから…。翌日の(!)1002AMの便のStandbyリストに載っているとのこと…。

空港を撤収、Hiltonに戻ってチェックイン、とっとと夕食をとり、寝た…。

初めての海外旅行で大変な経験をさせてしまった姪には申し訳ないのだけれど、当人は意外とケロッとしているのが幸い。服やら息子のおむつやらはBostonに行ってしまったことを息子は理解しているようで、「あした、あおくんのおむつ、あるよね?」とか心配してくれたりして…。ちなみにHiltonのギフトショップに、おむつは売っていたし、着た切り雀でも我慢出来る自分と相方はともかく、姪のTシャツなども入手出来たので、何とかしのげた…。