ニンゲンをダメにする望遠鏡を買った

写真

2013年にビクセンの望遠鏡を買って、ごくたまーに引っ張り出して覗いてたわけだけど、まあ赤道儀ってやつはセッティングが面倒だし導入もなかなか大変、しかもそれを冬にやるとなると、イヤになっちゃうわけで。

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で、今年前半にUnistellarからOdyssey Proというスマート望遠鏡が発売されていて、迷った挙げ句その時は買わず、その後、円安で値上げされてしまい、あーあー、買っておくんだった…となっていたのだけれど、Amazonのセールで2割引になり在庫2台という状況だったので、ポチっちゃったわけw

(在庫切れでリンクを張れなかったけど、購入したのはProの方)

まず、実力の確認ということで、先日iPhone 16 Proで撮影した紫金山・アトラス彗星(C/2023 A3)を。

同じく、拙宅屋上から撮影してみる。マジか…。

アプリで”C/2023 A3″を検索して、[天体に向ける]だけです。

拙宅は千葉県市川市にあり、まあ光害のメッカの一部であるわけで。双眼鏡でオリオン大星雲がかろうじて見える、みたいな場所ですよ…。

じゃあ、他の天体はどうなんだ?とばかりにアプリのオススメに出てくるのを順に撮影してみた。

M31

うーん、市川、しかもそこそこ風があって大気が揺らいでる(月の撮影時に顕著だった)のに、これか…。約44万円とけっしてお安くは無いのだけれど、これは満足でしょ。

そして、ここが重要なポイントなんだけど、附属の三脚に載せて電源を入れ、オリエンテーション(望遠鏡の位置と方角の検出)を実行したら、あとは望遠鏡がAPとなっているWiFiの届く範囲内であれば、iPad / iPhoneで操作も撮影も可能ということ。実際、上の写真は室内から操作して撮った。

ただし、一つ弱点が。望遠鏡の内蔵バッテリーの容量は小さいので、モバイルバッテリー等からUSB-Cケーブルで電力を供給してやった方が良い。あっという間に残りが減っていく。拙宅では、Anker 535が2台あるので、うち1台を屋上に持ち出した。

なお、後日、太陽撮影用のフィルタが届く。