Thu. 1999.10.21

今日はモジュール化・クラス化を推進。これがかなり面倒くさい反面、カプセル化が進むことで、作ったところをあとでいじらなくて済むという利点は捨てがたく、うにゃうにゃ悩みながら作業してます。完了したらかなりのテストをしないとバグが新たに増えそうで怖い……。

と、二種の合格発表が出る前から「次は何にしようかなぁ?」ということで(笑)、春にしかない、しかも二種の直後だと少し楽そうな一種あたりを狙おうかと。今度はちゃんと勉強しないと受かりませんね。

防衛庁の政務次官が更迭されたというか辞任したというか、まあ辞めたと。あの楽天的(戦争経験無いからね)な二世議員の言いたいことは分かるんです。愛国心っていうものは、すごく身近なところに端を発しているというのが私の立場で、家族や恋人や大事な人を守りたいというものが、ひいては国を守りたいという気持ちにつながるのです。日本は太平洋戦争を経験したために、右傾化に過剰反応する国になってるので、こういったごく自然なことを忘れがちになってます。自分の子供が悪いことをすると叱りますが、他人の子供はどうでもいい。これも国という共同体を愛せないために、その共同体に属している他人を愛せないんですね。
間違って欲しくないのは、国体護持なんてことには私は興味がないけど、個を源とする全としての共同体・国は守る必要があると思ってます。それが民主主義なんじゃないの?
しかし、政務次官の表現の仕方と、防衛手段として核を持ち出したことがいけない。識者談話として「セクハラで、男性の視点からの発言だ」なんて出てましたが、バカだこの女(笑)。街頭の声に「広島・長崎の人に配慮してない」、バカだこのおっさん(笑)。政務次官が提起した問題を自分なりに考え、消化した上でインタビューに応じなさいよ。マニュアル通りに、流行り言葉を使って発言してるだけだよ、あんたたち。政務次官が言ったことは、国家防衛の為に核も含めた武力保持を考えるべき時期に日本も来ているんじゃないか、って言ってるんでしょ? それに対する答えが「セクハラ」。バーカ(笑)。広島・長崎のような悲劇を二度と繰り返さないために、そろそろ国家防衛の議論をタブー視せずに、国民みんなで話し合おうよって言ってるんじゃないの? その結果、「日本は未来永劫、軍隊としての武力を保持しない」になっても、「自衛隊を軍隊として認め、専守防衛に徹する」になっても、国民の総意ならそうしましょうよって。
私だったら、この問題提起に対し、現実に即した回答をします。つまり自衛力を持たない国家なんて国家としての条件を満たしていないのだから、現在の状況では自衛隊を軍隊として認めた上で、専守防衛のみに徹すべし。核の抑止力に関してはすでに無いもので、そんなものの開発に国家予算を割いているような国は、次の情報化時代に乗り遅れるだけ。情報化っていうのはインフラなどのハードだけじゃなく、人材などのソフト開発に非常な時間と金が必要です。中国なんて天安門で20年遅れた上に、核開発やってる。4000年もかかってあれくらいにしかならなかったのは、自らの短所を省みない風土が影響してるのかなぁ……。でも文化大革命は否定し始めたけど。まあ、共産国なんてどこも独裁国家だからね、実質。
理想を言えば、全ての国家が核や通常兵器も含めた武力を放棄して、唯一の武力はどの国にも依存しない超国家的な軍隊が1つだけ存在する状態(つまり警察)が地球上に現出することなんでしょうけど、誰かが世界征服して太閤になって1588年を繰り返さないと無理なんじゃないの?

と、一億総バカ状態を嘆いていても仕方がないので、私はコーディングに戻ります(笑)。「Ron’s Pianoで世界平和」、違うな(笑)。

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