Red Hat 7.3 “Valhalla”

20日の20:30~23:00の間、サーバを停止してOSを入れ替えました。Red Hat 7.3 “Valhalla”です。本格的にインストールしたのは今回が初めてで何が変わったんだろうと思ったんですが、本格的に日本語がサポートされるようになっていたり、デフォルトのインストールでもdma5になったり(hdparm -i /dev/hdaしたら40MB/sも出たので驚いたのです)、あちこち変わってます。あと、ディレクトリ構成もちょっと変わったのかな?

OSのインストールをしたということは当然、サーバ上のソフトウェアやデータベース、コンテンツなどのファイルも全部お引っ越しですが、インストールに20分、あと1時間半で全部設定できました。rpmではなく手動でインストールしているのは、PostgreSQL、apache、php、OpenSSLなどですが、OSのインストール後、rhnによるアップデートを適用してからインストールしました。これらは全部スクリプトを書いてあるので半自動です。2時間以内にフォーマットしたHDから元に戻せるってのはノウハウの蓄積ってやつです(^_^; もちろんやろうと思えば予備のハードウェアもあるのでノンストップでもやれたんですが、まあそこまでクリティカルではないでしょう。

ちなみにこれらの作業前にルータのファームウェアのアップデートも行いました。unnumberedに対応したので、固定IP8ヶもらっても大丈夫です。

rpm:Red Hat Package Manager。Red Hat linuxで採用されているパッケージの管理方法で、パッケージ間の依存関係をある程度解消して必要なパッケージを一括してインストールすることができます。

unnumbered:フレッツADSLでモデムに直接PCを接続していれば、PCにグローバルIP、プロバイダによってはプライベートIPが割り振られます。また、モデムにルータを接続してさらにPCを接続する場合、ルータのモデム側にグローバルIPが割り振られ、PC側にプライベートIPが割り振られます。しかし複数の固定IPをもらえる(もしくは買う)場合、ルータにグローバルIPが割り振られるのはもったいないので、割り振らないようにします。