Mon. 2000.12.25

忙しくて日記をさぼってましたが、再開。土曜日は先週に引き続き車いじり。とはいっても今度は人の車ではなく自分の車。このところ始動時にアイドリングがちょっとばらつく症状が出ていて気になったので、ラジエータークーラントを交換したんですが、原因の1つとして候補に挙がっていた水温センサーはそのくらいじゃ直らないと。まあ、それ以外に考えられる原因はエアフロメーターということで、ツルオカさんのところに持っていって、少し場所を借りていじると。そこにおくにょんがいて、私のエボ4と同じシルバーを買ったということが判明(^^)//””””””パチパチ。これで2台並べて写真が撮れるなぁ。デュアルシルバーミサイルだ(笑)。

これがフィルタを外したところ。画面右上に写っているのがBlitzのサスパワーって名前のフィルタ。吸気速度が上がるとすごいイイ音がします。こればかりは乗った人しか分からないね。中央にあるパイプの上にシーケンシャルブローオフバルブも写ってます。これもイイ音で鳴きます。エアーツールでフィルタの清掃をしてから、エアフロメーターを外す。

エアフロメーターの中が写らないので、蛍光灯に透かしてみる。この中央の四角いところを中心に、割り箸にウェスを巻いたもので、掃除すると、

このぐらい汚れてました。で、後は組み付けておしまい。しかしエンジンが暖まった状態では症状が改善したかどうかの確認もできず、まだ効果のほどは分かってません(^^ゞ三菱のエアフロメーターは、一切何もつけないで掃除しないと壊れるそうです。後は、エンジンのバルブカバーを外したりして掃除。フォームをつけた歯ブラシで磨いたりしたら、きれいになりました。

アイドリング:idling。私のエボの場合、ウォームアップとクールダウンと両方ともやってます。ウォームアップは水温計が標準状態になるまでで、この状態では油温計の針はまだ動いてません。なんで、転がし始めてしばらくはシフトチェンジとかはかなり慎重にやります。クーリングダウンはエンジンそのものよりターボタービンのベアリング周辺のオイルが焼き付くのを防ぐためで、1~2分程度必ずやってます。

クーラント:ラジエーター液。他の液体は「フルード」ですが、ラジエーターはCoolantですね。

水温センサー:これで水温を計測して、オートチョークが動作します。水温センサーの調子が悪くなると、オートチョークがきちんと働かなくなるためにアイドリングが不安定になることがあります。

エアフロメーター:Air Flow Meter。空気の流量を検知する装置。三菱は流体力学で言うところの「カルマン渦」を利用したものだったはず。ここで検知した空気流量に合わせてガソリンをぶちこんで、イイ感じの混合気を作り出してます。アクセルを開けるという行為は、ガソリンの量ではなく、空気の流量を増やす行為らしいです、現在のエンジンでは。

サスパワー:ウレタンのフィルタではなく、ステンメッシュです。フィルタとしてどのくらい作用しているのか甚だ疑問(笑)。

シーケンシャルブローオフバルブ:これはアクセル開度に応じてバルブ開度が変わるようになってます。アクセル開度が小さいときは「シュシュシュシュシュ」といった感じで、大きいときは「シュパー!」と一発で抜けます。

ウェス:ぼろ切れ。