Tue. 2001.08.28

この土日は、藤沢の妹のところに邪魔して姪御たちと遊んだ。で、面白かったのは、姪が湘南の「~じゃん」より「~だべ」という千葉弁の方を身につけていること(^^ゞ そろそろ3歳になろうかという姪は、女の子だからそうなのか、言葉が早い。まるで妹のコピーのようで、「どっちかだから二者択一だね」とか、「緊急事態ぃ」とか、随分と面白いことを口にする。が、妹の(私もたまに口にする)千葉弁を変な風に身につけてしまっていて、「~だべ」というのは動詞の撥音便に付けることが多い(例:「本を読んだべ?」)のに、助動詞の終止形に付けたりする。例えば私が耳にしたのは次のようなもの。

「靴がはけないだべ~」(笑)。それじゃ、『ヤッターマン』だっての(笑)。あ、前の段落と文体が違う(笑)。

HTMLって難しい。何が難しいかというと、「文法的に正しいHTML」と「ブラウザ的に正しいHTML」が違うということ。例えば、<table><center></center></table>は、文法的に正しくない。が、ブラウザでは表示されるので、ブラウザ的には正しい。では、<table><tr><td></td></tr></table>はどうかというと、実は文法的には正しくない。<table><tbody><tr><td></td></tr></tbody></table>が正しい。でも、<tbody>タグなんて普通は使わない。

何でこんなことを書いたのかというと、仕事で無茶苦茶なHTMLを手直しする作業をしているから。だってぇ、</head>の後に<body>がこなかったり、<table><center>なんて並びがあったりして、辛いんだもの(笑)。そう、情けないとか通り越して、辛いの。個人的な意見なんですけど、HTMLってプログラマの「標準語」だと思うんですよ。私の周囲の優秀なプログラマの方たちは正しいHTMLを書きますし、人によってはHTMLのエディタなんかも作ってる。それに正しいHTMLは非常にプログラムと似ているんですね、構造化言語という意味で。if then else endifと、<table><tr><td></td></tr></table>は一緒。これがきちんと書けないってのは、プログラムをきちんと書けないってのと同じだと思う…。コンパイラ、HTMLの場合はパーサがかなりいい加減な点は違うけど。頼むから<table><hr><center><img src>なんて書かないで、お願い(^^ゞ(とはいっても、この日記も100%正しいわけじゃないですけどね)。

書く順番が違うけど、昨夜は久しぶりにしめちゃんの様子を見に行った。Netscape Messengerがメールのインデックスファイルを作り損ねて調子が悪くなったみたいで、Inboxのインデックスを作り直したら、直った。でも、その他具合の悪いところは無いみたいで、ちょっと安心。あの様子なら、まだしばらくは現役で活躍できそう。お礼にいただいたFortnum & Masonは、いつ飲もうかなぁo(^-^)o

撥音便:ナ・バ・マ行五段活用動詞の未然形活用で、ニ・ビ・ミ音の代わりにン音が用いられること(だよな?)。

『ヤッターマン』:子供心にしぇくしー(笑)なドロンジョ様率いる悪の一味が、親分のドクロベーに怒られるときのセリフが、「おしおきだべ~」。

パーサ:parser。構造解析をするプログラムのエンジン部のこと。

しめちゃん:ろんちゃんちのiMac rev.A。

Netscape Messenger:Netscape Communicatorに含まれるメーラー。