あまり知られてないけれど、某弊社でmacOSで仕事するということ

Mac

Windowsの会社だから、Windows PCじゃないと仕事出来ないんでしょ?とか思われてるんじゃないかというおそれがあるので、公開できる範囲で書いておく。

業務でサポートされているOS

  • Windows(当たり前)
  • macOS
  • iOS / iPadOS
  • Android
  • Linux(執筆時点ではUbuntu 20.04 LTS Desktopのみ)

当方は社会人になってからほぼずっとmacOS、古くは漢字Talk、Mac OS Xで仕事してきてる訳で、某弊社だからといって今更メインをWindowsに変えるつもりもなく。

Macを業務で使う可能な限り簡単な手順

  1. Terminal.appを開いてbrewをインストールする。
    /bin/bash -c "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/HEAD/install.sh)"
  2. brewでoffice等をインストールする。
    brew install microsoft-office microsoft-teams intune-company-portal microsoft-auto-update microsoft-remote-desktop
  3. ポータルサイト.app(intune-company-portalパッケージ)を起動してdevice enrollmentする。
    しばらく放置すると、各種プロファイルがインストールされる。
  4. device enrollmentの完了後、各アプリを起動してライセンス認証する。

これで社内アプリやデータへのアクセスが可能になって、Outlookでメールも読めるしTeamsでのやり取りもOK。残るはAzure上にデプロイされているWindows Virtual Desktopへのアクセスだけれど、これはアプリのインストールだけではダメで、ちょっとした手順が必要。手順が完了していれば、Microsoft Remote Desktop.appで接続するだけなので、数秒でWinデスクトップが使える。

Microsoft Defender等、社内データにアクセスするポリシーを満たす構成はプロファイルで降ってくるので、特段の作業は発生しない。上記の手順のみでOK。

残りの作業

あとは、brewでrectangle等のユーティリティをインストールしたりして、クラウドストレージ(OneDrive / ownCloud)の同期を待てば、クリーンインストールからでも最長1.5時間もあればフル機能で業務再開が可能、と。

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