物語を書くのは本当に難しい

GeoGuessr

あなたは「GeoGuessr」というゲームをご存じですか?

Googleストリートビューの映像を見て、そこに写る手がかりから「ここはどこか?」を推理し、当てるゲームです。

私が知ったのは今年6月のこと。

RTA Japan 2023の配信を何気なく見ていて、偶然耳にした「GeoGuessr」という単語。解説をしていた @Daig_O さんのプレイがあまりにも面白く、そのまま引き込まれました。

ルールは単純ですが、使えるヒントは驚くほど多彩です。

  • 植生
  • 国旗(スイスやアメリカは特によく掲揚されている)
  • ナンバープレート
  • 電柱や標識
  • 看板の言語や地名
  • ボラード(道路脇の境界ポール)
  • 道路番号
  • 太陽の位置

私は中高時代、地理が大好きでした。面白い授業をしてくれた先生に恵まれたおかげです。

それでも――学校で習った知識以外にも、国や地域を特定できる要素がこんなにあるなんて、衝撃でした。

以来ずっと「ストリーク」という国当てモードを遊び、ワールドカップの映像まで追うように。

そしてふと思ったのです。

「これ、地理や地学ネタと絡めて物語にできるのでは?」

しかし書き始めてみると……これが難しい。

舞台やキャラクター設定は考えられても、技術文書やプログラムばかり書いてきた頭は小説向きではなかったのです。人生で初めて長文の物語に挑戦し、「プログラム書く方が100倍楽だわ」と痛感しました(笑)。

それでも、GeoGuessrの魅力を少しでも伝えたい――。

そんな思いで、カクヨムにて『ちとまよ@じおげぶ!』という稚拙な物語を連載しています。もしこのゲームの面白さの100分の1でも感じていただけたら嬉しいです。