Thu. 2001.02.01

あう、市川でも3月末からフレッツADSLが始まるじゃないか…。う~ん下りは1.5Mbpsなんだよなぁ、これって。しかも参加プロバイダの中にDTIがあるなぁ。DTIの方が上流回線はicnetより良いよなぁ。これを見越してNTTの回線は「休止」にしておいてあるし。最近、相手サーバにもよるんですが、icnetの速度は芳しくありません。明らかに加入者増に上流回線拡張が追いついていない模様。昨日も上流回線を15Mbpsに増速したようですが、あまり速くないです。DTIが固定IPのサービスを提供してくれたら、そっちに乗り換える可能性もあるし、icnetが増速してくれればこのまま契約継続ということも考えられるんですけどねぇ。

ADSL:Asymmetric Digital Subsucriber Line、「非対称デジタル加入線」。インターネットの利用では、アップロードよりもダウンロードの方が圧倒的にトラフィックが多いため、上りと下りの回線速度を非対称にしたサービスです。

上流回線:ネットへのアクセス速度(データ伝送速度)を決定するのは、加入者線(引き込み線)の速度だけではありません。プロバイダのアクセスポイントではルータやレイヤー3スイッチのスペック、アクセスポイントからIXPなどへの回線速度、スループット(応答時間)を考える場合には、アクセスしようとしているサーバのスペックやCGIの実行速度なども当然考慮しないといけません。

アクセスポイント:通常APと略します。PCから電話回線を通してダイヤルアップでアクセスする場合、このAPに電話をかけています。

ルータ:ルータというのはルーティングといって、ネット上のパケットという情報の小包を正しい方向へ導く仕事をしてくれる機械です。一般家庭で用いる「ルータ」という機械は正確には「ダイヤルアップルータ」といって、電話回線とEtherポート(パソコンからつなぐ口)の間しかルーティングしてくれないのが普通です。

レイヤー3スイッチ:本来ルーティングの仕事はルータのものだったんですが、LAN内でのトラフィックが増大するにつれ、ルータへの負荷が高まってしまいました。で、スイッチにルーティングの機能を持たせたものがレイヤー3スイッチです。スイッチはハブとは異なり、ポート間でのフォワーディングをいわば「回線交換方式」のように行います。

IXP:Internet eXchange Point、「インターネット交換点」。インターネットプロトコルによるトラフィックの交換点のこと。国内ではNSPIXP1,2,3やJPIXなどがあります。

スループット:要求を送信し始めてから、応答を受け取り始める時間をスループットというのが普通です。

CGI:Common Gateway Interface。Webページで外部のプログラム(httpをしゃべるhttpデーモン以外のプログラム)を呼び出して、その実行内容をページに反映させるための仕組みです。

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